INTERVIEW会員インタビュー
会員インタビュー
有限会社 ダイトー
有限会社 ダイトー /
代表取締役 岸本 広志 氏
OA機器でオフィスが変わる
創業と社長就任の経緯についてお聞かせください。
私の父が昭和5 8年に事務機器販売のアイワシステムという屋号で事務機器販売業を天王寺で創業したのが始まりです。
昭和6 2年にはOA機器のレンタルも開始し、平成元年に吹田商工会議所認定教室として、吹田市千里山東でワープロ教室も開講しました。当時私は小学生でしたが、関西大学の学生さんに向けてチラシを配る手伝いをしていました。
平成4年になると千葉にも支店を構え、平成7年には有限会社ダイトーと屋号の変更と組織の改変を行いました。平成1 0年には東京にも支店を拡大し、平成1 2年には現在の五月が丘南に自社ビル購入し、吹田市に移転しました。現在は大阪本社(五月が丘南)、千葉と東京の支店を2ヶ所構えております。
私自身は、1 8 歳の時に入社し、初出勤の日に車で東京に出張するあわただしさだったのを覚えています。その後、東京支店で勤務し、2 0歳で吹田の本社に戻り、現在に至ります。
そして、令和6年5月1日付けで私、岸本広志が有限会社ダイトーの代表取締役に就任いたしました。
事業内容についてお聞かせください。
OA機器の販売・レンタル・リースをさせていただいております。特に最近はネットワーク構築に力を入れています。メールからのフィッシング詐欺やさまざまなメールに関する詐欺が多発しています。それらを防ぐために複数のセキュリティ機能を統合したU T M機器の販売を強化しています。
OA 機器のレンタルに関して、基本的には建築現場様や1 日、2 日の講習やイベントで使用されるお客様に向け、レンタルしています。
本社での販売の方は私が営業として廻っています。信頼関係が無い人には仕事をお願いしにくいかと思います。時間をかけ、様々なお話をさせていただき、関係を構築することを営業として心がけています。
吹田商工会議所の会員様や青年部のメンバーの方には複合機やU T M、パソコン等を購入いただきました。また、ご紹介もしていただき、大変ありがたい限りです。1年から1年半ほど一緒に商工会議所の活動をさせていただき、私自身の人となりを見ていただいた上で発注していただけたのかと思っています。出会ってすぐはどのような人かわかりません。関係が深まったうえで、「有限会社ダイトーならぜひ」と自信をもってご紹介していただける状況を作り出していくのが、私の営業としての役割だと考えています。
この信頼関係こそが仕事に繋がり、仕事に繋げていくことで地元である吹田市の商業の発展に繋がっていくのかと思います。
わが社は「顧客サービス」、「お客様の満足度」を最優先に考えております。常に顧客のニーズに応え、さらにそのニーズの期待を超えることを提案させていただいける存在であることを目指しています。
OA機器の導入後、アフターサポートについても迅速な対応を心掛けております。丁寧なコミュニケーション、そしてスタッフ1人1人が誠心誠意のサポートをし、お客様にとっての理想のパートナーになれるよう努めております。
昨今の経済情勢から、販売やレンタルする機器のメーカーさんから値上げ要請が増えています。今までどおりの価格で販売することは厳しい部分もございます。しかし、長くお付き合いしていただいているお客様の立場に立ち、できる限りそのご要望にお答えできるように、メーカーとの価格交渉に対応させていただいております。
今後の展望をお聞かせください。
オフィスではペーパーレス化といった流れにありますが、まだまだ複合機の需要は根強いものがあります。コピー機で紙を扱う、FA X を紙で出す、といった現状の中で、当社としては複合機の販売強化に引き続き取り組んでいきます。
そして、世の中ではD X 化が叫ばれています。その導入支援サービスに取り組んでいきたいと思っています。また、電子帳簿保存法により、紙媒体の物をデータ化することが求められるようになりました。それに対応できるOA機器の導入を提案していきます。