INTERVIEW会員インタビュー

会員インタビュー

株式会社 三国タイル

株式会社 三国タイル
代表取締役 東 弘毅 氏

施主様の想いを共有していく経営が大切です

株式会社三国タイルは、千里ニュータウン津雲台の車ディーラーが立ち並ぶ通りの中、赤いタイル張りの4階建て社屋を構えています。昭和47年に大阪市の三国から移転され、当地域に根差して50年のタイル販売の老舗会社です。

更なる飛躍・発展に向けて社業に取り組んでおられ る社長の東(あずま)弘毅氏にお話しを伺いました。

事業内容をお聞かせください。

弊社は、タイルメーカーの代理店として販売・施工をしております。主に工務店様やタイル工事業者様への卸売と自社においてのタイル工事・施工を行っています。取扱い品目もタイル・副資材・建築資材など少量からロット単位まで幅広く取り扱っております。その中でもリフォームや営繕工事において該当のタイルがすでに廃盤になっていたり、おなじ柄のタイルが見つからない場合には、『クローンタイル』をおすすめしております。特徴は、柔軟性をもつ樹脂タイルと弾性接着剤、弾性目地材を組み合わせることでクラック部分だけの補強工事が可能となります。クラック部分だけの改修工事ですので、短期工事・低コスト、そして耐久性も強く、長期にわたり美観を保持できます。

お客様のご要望に一つ一つお応えしながら、ご納得いただけるタイルをご提供しております。

当社の強みをお聞かせください。

大半のお取引先には、当社専属のドライバーが早朝より工事現場へタイルを直送するシステムを導入しており、お取引先へのきめ細かいサービスと迅速な対応を心掛けております。また、当社専属の経験豊富なタイル職人がおり、工務店様やタイル業者様から「人手が足りなく現場が困っています」のご依頼はもちろんのこと、個人のお客様への直接工事も承っております。

社長が経営において大切にされていることは何ですか。

戸建て・マンション・テナントビルなどの施主様が当社のタイルをご購入して内装・外装工事を行います。施主様の工事発注の機会は、極端に言えば一生に一度くらいだと思います。タイルの材質や色・形・大きさなどの打合せを重ねて施工に始まります。そして、工事の出来上がりが、当初に想われていた以上の仕上がりで実現できれば、このうえない喜びでございます。端的にいいますと施主様の想いを共有していく経営が大切だと考えます。

仕事にたいしての想いを教えてください。

社員の皆様には一日の大切な時間を仕事にかけていただくので、この仕事が好きで働いてほしいです。私が入社した当時、以前はデスクワークをしていたこともあり、現場に出るとなれないことばかりで、自分のせいで職人さんに迷惑をかけ、現場の監督からよく怒られていました。当時は、この仕事が嫌で嫌で働いていまして、現場で失敗をして悪循環に陥りました。ところが、だんだん慣れてきますと、職人さんのコミュニケーションも図られ、仕事の段取りなどが順調に進みだすと好循環になり、一転して仕事が楽しく、好きになってきます。

今後の新しい取り組みについてお聞かせください。

最近では、タイル建材の『エコカラット』の販売・施工へ果敢に取り組んでいます。これは、内装壁面のタイルで、特長としまして一面一面に無数の孔(あな)により快適な湿度を生み出します。例えば風呂上りの湿気も吸収し、脱衣所がカラッと快適になります。また、寝ている間も結露や乾燥を防いでくれます。二つ目は、においが気にならない快適性です。家で焼肉をした際、壁面ににおいが染みつくことがあります。エコカラットはこのにおいを吸着・低減します。また、トイレ臭・玄関の靴の臭い・ペットの臭いも脱臭・低減します。三つ目は、有害物質から子どもたちを守ってくれます。めまい・倦怠感などを起こすと言われているホルムアルデヒドやトルエンなど、空気中の漂う有害物質を吸収・低減します。四つ目は、水拭きで簡単にお手入れすることもできます。今後、新しい商材『エコカラット』を利用した新築・リフォーム工事に注力していく計画をしております。

貴重なお話をありがとうございました。今後とも益々ご発展されることをお祈り申し上げます。

INFORMATION

株式会社 三国タイル

吹田市津雲台7丁目5番D-131

TEL : 06-6832-1101 HP : HP https://mikuni-tile.co.jp/