INTERVIEW会員インタビュー

会員インタビュー

加茂川啓明電機株式会社

加茂川啓明電機株式会社
代表取締役社長 馬場俊介

私たちはイキイキ・ドキドキ・ワクワク出来る 職場環境づくりを目指しています

加茂川啓明電機株式会社は電気機械器具卸売業を営み、今年の1月で創業78年を迎えました。また吹田市江坂町の地に拠点を移し、今年で50年を迎えます。産業・農業・環境の3事業を核に「All  for  the  Future」(私たちの全ての活動が未来のためになるように)をミッションとし、社会に貢献出来る企業を目指しています。持続的な社会づくりへの貢献を経営上の最重要課題の一つとして位置付け、環境に配慮した電機品の取り扱いを積極的に進めています。
事業の紹介や、特に力を入れている事業について、代表取締役社長 馬場俊介氏にお伺いしました。

加茂川啓明電機株式会社の事業内容についてお教えください。

弊社は電機品の商社として小さいものは家電製品から大きいものでは発電機まで取り扱っておりますが、「産業ソリューション」、「アグリ・ファームソリューション」、「環境ソリューション」という3つを柱として事業展開しております。

「産業ソリューション」では、製造業の生産ラインで稼働する電機品をメインに、「アグリ・ファームソリューション」では、北海道当別町に環境制御技術を駆使したハウスを建設し、イチゴを栽培しています。また道の研究機構と共同で、AI学習データを活用した作業ロボットの実証試験や、自動潅水システムによる農作業の省力化実験を行っています。「環境ソリューション」では、太陽光発電システムや産業用・家庭用の空調、照明等の省エネ機器を幅広くご提案いたしております。

馬場俊介代表取締役社長の経営方針についてお聞かせください。

経営方針として、「All For the Future 私たちの全ての活動が未来のためになるように」を掲げています。また、スローガンは「イキイキ・ドキドキ・ワクワク」です。社員自身が常に新たな仕事にチャレンジすることで、この気持ちになれるように取り組んでいます。また、未来創造型企業として“持続可能な発展”、“循環型社会”をめざし、環境にやさしい企業活動に取り組んでいます。

力を入れている事業・今後の展開についてお教えください。

特に力を入れているのは「アグリ・ファームソリューション」事業です。弊社は2019年北海道石狩郡当別町に農業法人かもけいアグリを設立いたしました。弊社が産業ソリューションで培った技術で先ずはイチゴのハウス栽培をしております。

しかしながらハウスのオープン直後にコロナ禍となり、当初の予定だったイチゴ狩りによる観光農園事業が本格稼働できない状況となっています。

今の課題としては、ハウス内の環境制御技術のさらなる向上やイチゴの収穫量のアップが挙げられます。様々な困難に立ち向かい、日々挑戦を行うことでイチゴにとどまらず、新たな農業の創造に引き続き取り組んでいくことで日本の食料自給率アップに少しでも貢献できればと考えています。

女子カーリングチーム、『FORTIUS(フォルティウス)』のスポンサーになられた経緯をお教えください。

2022年3月より、女子カーリングチーム「FORTIUS(フォルティウス)」のオフィシャルスポンサーとなりました。「フォルティウス」はラテン語で「より強く」という意味です。北京オリンピックで銀メダルを獲得したロコ・ソラーレを、2021年の日本選手権において破り優勝したこともある札幌市・どうぎんカーリングスタジアムを活動拠点とする強豪チームです。

北海道に農業法人かもけいアグリを設立したこともあり、地元北海道を元気にしたいという思いと、世界一を目指す彼女たちに負けずに弊社もより強く活動していこうとの思いからスポンサーになりました。メンバーの主力で2012年バンクーバー五輪出場経験のある近江谷杏菜選手をアスリート社員として弊社に迎え入れることで、より一体となった支援をしています。

「フォルティウス」は、2026年のミラノ五輪で金メダル獲得を目標として掲げています。私はスポーツも会社の経営も同じだと考えています。目標を高く掲げ、現実と目標とのギャップを埋めるためにどうすればいいかを常に考え、その実現に向けて努力することが重要です。大きな目標を掲げる「フォルティウス」の活躍が弊社社員に刺激を与え、チームを社員みんなで応援することで会社として、一体感が生まれたらこんなに素晴らしいことはないと考えています。

INFORMATION

加茂川啓明電機株式会社

大阪府吹田市江坂町1丁目12-38 江坂ソリトンビル8階

TEL : 06-6385-8524 HP : https://z-kamogawa.co.jp/