INTERVIEW会員インタビュー

会員インタビュー

スパゲッテリアマッキー di HAYASHIDA

スパゲッテリアマッキー di HAYASHIDA
代表 林田 守 氏

日常の中の特別な「癒しとくつろぎ」をお楽しみ ください

創業の経緯について

私は、学生時代に喫茶、レストランなどでアルバイトをしたことがきっかけで飲食業に興味を持ち、卒業後も飲食業界に入り、大阪市内のいくつかの洋食レストランで勤務して調理などの勉強をしてきました。その間、ワインのソムリエ、ビアテイスター、利き酒 師、バ ーテンダー、野菜ソムリエなどの資格も取得しました。

そして、1998 年11月に吹田市内で「スパゲティハウスマッキー」の屋号で創業しました。その後3回の移転を経て、現 在 の 店 舗で ある「スパゲッテリア マッキ ー d i HAYASHIDA」を開店しました。

店舗の特徴ついて

現在の店舗は阪急千里線の南千里駅より1分の場所に位置し、「癒しとくつろぎ」をテーマにパスタを提供する大人のカジュアル・レストランとして営業しています。ログハウス調の店内は、壁から床にかけて木のぬくもりを肌で感じる心地よさを演出し「癒す空間」をご提供しています。温かみと落ち着きを同居させた空間には、広めにとったスペースに座席を配置することで、“ちょっとした贅沢” をお気軽にお楽しみいただけるよう工夫をしています。

また、駅直結ショッピングセンターであるトナリエ南千里の中に店舗が立地しており、近隣には市役所出張所や病院、ホテルなどの公共施設があるほか、団地やマンションなどの住宅も多くあり、たくさんの地域の方々にご来店いただいております。 客層としては30~4 0代の女性客が中心となっており、全体の男女比率でも男性3 :女性7 で、多くの女性のお客様にお越しいただいています。

創業以来、地域密着型の営業を地道に継続してきたことで、地域住民の方や近隣にお勤めの方々に広く認知していただき、おかげさまで今年で創業2 6年目を迎えることができました。

店舗のこだわりについて

当店では、使用する野菜のほとんどを有機野菜を使用しており、京都で自然農法を営んでいる契約農家の方からも直送で仕入れています。

また、自慢のパスタは南イタリア由来の「乾燥パスタ」の  1種類のみを使用しています。30~4 0種類のソースと組み合わせることでバラエティー豊かなメニューが提供できています。

生麺とは一味違った小麦の風味とアルデンテの食感は乾麺ならではの持ち味です。パスタとその調理法によって出すことができる“生麺以上のモチッとした食感”は当店オリジナルのもので、トマトソースからオイル系、クリームソースまでメニューに幅を持たせています。なかでも、当店自家製のカルボナーラは顧客から大変ご好評をいただいており、人気ナンバー1のメニューです。

また肉料理や魚料理など、一品料理の材料にも産地にこだわり、「素材の旨さを引き出すイタリアン」を十分に堪能していただけます。

ワインは常時ボトルで100種類以上をご用意しております。ワインソムリエや野菜・フルーツソムリエの資格を保有しており、料理に合うワインの提案力や食材についての幅広い知識によるメニュー開発力には自信を持っております。

現在の店舗の状況について

現在従業員は正社員が2名、アルバイト16名で、調理・接客を行っています。2020 年から新型コロナウイルス感染症の影響を受け、当店でも急激な売上減少に直面しました。昨年5月に5類感染症へ移行してからは客足は戻りつつありますが、コロナ禍前までの売上回復には至っていない現状にあります。

また、長引く物価高騰による利益率低下の影響は大きく、他店との差別化を図りながら販路開拓・集客強化を行っていくことが現在の急務の課題です。

今後の取り組みについて

近年のヘルシー志向の影響で、ジビエへの注目の高まりが見られます。ジビエは高たんぱくかつ低脂肪のものが多く、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富なのが特徴です。

このようなジビエへの注目の高まりやニーズを踏まえて、能勢や奄美大島の猪肉などのジビエ食材を使用したパスタや肉料理を盛り込んだコースを新設し、提供していく予定です。

また、限られた人員のなかで、お客様に満足いただけるサービスの提供を行いつつ、従業員の業務負荷を軽減する設備の導入による、業務効率の改善にも取り組んでまいります。

INFORMATION

スパゲッテリアマッキー di HAYASHIDA

吹田市津雲台1丁目1-30 トナリエ 南千里2階

TEL : 06-6155-1239 HP : https://www.s-macky.com/